interview vol.05 K

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住宅の概念にとらわれない家

その土地や風景を一つの素材ととらえて、環境や風土を生かした心地良い家づくりに。
好きなものに囲まれて暮らしたいというこだわりを守りながら、
機能性も補いつつバランスの取れた空間づくりをいたしました。
古材やインテリア、タイルなど質感にこだわった生活がしたいという
オーダーをいただいたK様にお話を伺いました。

point 目次

店舗の設計から始まった運命の出会い

Q1
アルボーにお住いの設計やデザインをご依頼いただいたのは、どのようなきっかけからでしたか?
K様
以前、主人の運営する神戸の店舗の設計施工をしていただきました。そこが渋い雰囲気の素敵なお店になったので、遠く離れているけれど住宅も手掛けているし、家もつくってほしいという感じで問い合わせをしました。
アルボー
実は、県外で3階建て住宅を手掛けたのは初めてでした。その上、確認申請など愛媛と勝手も違って大変な部分もありましたが、K様とはデザインに関して意見も合い素敵な雰囲気の家になると思い、喜んで引き受けさせていただきました!

やりたいことをフォローしながら実現させていく

Q2
こだわったところや気に入っているところを教えてください。
アルボー
K様には古材やインテリア、タイルなど質感にこだわった生活がしたいというご要望がありました。
K様
元は2階分譲マンションに暮らしていました。その都度、インテリアにこだわってはいたのですが限界があって。
初めての一戸建て、こだわって風景を切り取る感じで素材を集めました。それをうまく形にしてくれた河野さんには感謝しています。バラバラの素材をまとめ上げていただいて嬉しかったです。

また女性スタッフの矢竹さんは、普段から建築以前に小物からインテリアまでお好きだったので、こだわりの家具集めから相談に乗ってもらいました。
一つ一つは可愛いけれど、それをひとつの建物にまとめるとバラバラになってしまう。アドバイスがあったからこそ、好きなものに囲まれた空間で過ごせるようになりました。
Q3
そこはやはり女性の目線ならではの感覚ですね!
アルボー 
女性ってこれもやりたい、あれもやりたいってこだわりが強いものですよね。だから全体を通してバランスをとっていく、帳尻を合わせながらご提案をさせていただきました。
設計の段階で「南側の窓を鉄で」というご要望もありましたが、軒がないので錆びてしまう。そこで錆びないものを全体のバランスを見て、色味などいいものをご提案させてもらいました。
K様
デザインだけでなく、機能もきちんと考えて、見えていない部分もフォローしてもらい、良い方向に進みました。

暮らすことが愉しい家

Q4
アルボーさん側のこだわりを詰めた場所はありますか?
アルボー 
あるのが当たり前のものを入れない、住宅の概念にとらわれない住宅です。
どの部分を切り取っても絵になるような空間づくりを目指しました。
Q5
お住まいが出来あがっての印象はいかがでしたか?
K様
暮らしを本当に愉しむようになりました。どこを切り取っても好きな空間です。
インスタにも愉しんで沢山アップしています。
https://www.instagram.com/bbgd1020/(フォロワー約7000人)